Service engineer-サービスエンジニア職
設備を守る、人を支える
現場を支える確かな技術
本郷慶治
中途採用
2023年入社
自動車専門課

点検・修理を通じて建物の“当たり前”を支える
現在は建物の空調設備(エアコンや換気設備)や給排水設備(ポンプ、配管、給湯器など)が正常に稼働するよう、点検・メンテナンス・修理を行っています。 具体的な業務内容は、定期点検を中心に、突発的な故障への緊急対応、修理や部品交換、劣化した設備の更新提案などです。あわせて、現場での安全管理や報告書の作成も重要な仕事です。 定期点検では、空調設備の電圧値を測定したり、フィルターの汚れを確認したり、点検口に上半身を入れて内部をチェックしたりします。悪いところが見つかった場合は、修理や部品交換などの対応を行います。 報告書は紙で作成してお客様に渡す「点検完了報告書」や、PCで作成する写真付きの報告書など、内容に応じて使い分けています。
前職では自動車整備に従事していたため、同じく工具を多く使っていました。工具を使う点では共通していますが、扱う設備が専門的で最初は難しく感じたのは事実です。しかし、わからないことが多い分、学べることも多く、とても良い経験になっています。

お客様の『ありがとう』が、何よりもやりがい
大掛かりな修理を無事に終えられたときや、緊急対応でお客様の設備を迅速に回復させ、「ありがとう」と感謝の言葉をいただけたときには、大きな達成感を感じます。また、自分が携わった設備が建物の快適な環境を支えていると実感できることも、この仕事のやりがいの一つです。
前職は、お客様への整備対応や部品交換の提案をしても、実際の作業後の支払いや最終対応はフロントに引き継いでしまうため、自分が最後まで関わることは少ない環境でした。それに対して今の仕事では、自分が最初から最後まで現場対応し、作業完了まで責任を持てるため、お客様から直接感謝の言葉をいただける機会も多く、大きなやりがいを感じています。お客様の安心や信頼に応えることができる点も、この仕事ならではの魅力です。
前職の経験を活かして、社会インフラを支える存在へ
前職では自動車整備に従事していましたが、設備のサービスエンジニアの仕事にも共通する技術や知識があり、それらを活かせると感じました。また、インフラを支える重要な職種であり、幅広い設備や現場を経験できることから、自分自身の成長が実感できると考えたことが入社の決め手です。
転職活動では何社か受けましたが、最終的に当社を選んだ理由はインフラ関連の安定した基盤があり、将来性を感じたことに加え、これまでと同様に「機械いじり」にも携われる点に惹かれたからです。社会の基盤を支えるという大きなやりがいを感じながら、今後もこの分野で長く働き続けたいと考えています。
1日のスケジュール
8:30
現場へ出勤
現場に直行し、社用車と合流します。会社に出社してから、社用車で移動する時もあります。
9:00
点検・修理
点検スケジュールに基づき、主に空調設備の点検を実施します。不具合が見つかった場合は、その場で修理を行います。
10:30
移動~点検・修理
基本的には午前と午後にそれぞれ1件ずつ対応しますが、日によっては近隣の現場を複数まわることもあります。
12:00
昼休憩~移動
昼食は現場付近でとることが多く、さまざまなお客様を訪問するため、美味しい飲食店を開拓するのも楽しみのひとつです。
13:30
点検・修理
緊急の連絡が入った場合は、別の現場に急行し、水漏れや空調の効きが悪いといったトラブルに対応します。
15:30
作業報告・設備状況説明~移動
作業終了後には、お客様に対して作業内容のご報告と併せて、設備の現状を分かりやすくご説明しています。
17:30
事務作業・退勤
メール対応やスケジュール調整などの事務作業を行い、翌日の現場に備えて工具を準備したうえで退勤します。
特別な体験ができるのもモチベーションが保てる理由
この仕事は、手に職をつけられるだけでなく、資格取得や自己研鑽によって技術資格手当がもらえるなど、自分の市場価値を高められる点が大きな魅力です。また、普段は入れない建物の裏側や設備室、屋上などを見ることができ、そこからの景色や特別な空間を体験できるのも、この仕事ならではの楽しさです。こうした経験が、日々の仕事のモチベーションにもつながっています。 前職では、30分〜1時間単位でお客様の対応があり、常に時間に追われていましたが、現在は作業と作業の間に移動時間があり、一つひとつの作業を丁寧に終えてから次に進めるため、落ち着いて仕事に取り組むことができています。
また、もともとデスクワークより体を動かすことが好きなタイプで、機械いじりや整備、工具の扱いには前職から慣れていたため、そうした経験をこの仕事でも活かせていると感じています。現場で実際に手を動かして作業できる今の仕事は、自分に合っていると実感しています。 さらに、扱う機械の種類や作業現場が多岐にわたるため、毎回違う環境で作業することが多く、新鮮な気持ちで仕事に向き合えるのも魅力の一つです。

挑戦し続ける毎日が、技術と自信を育てる
現場は多様で、新しいことに挑戦できる機会が多いため、日々の仕事に飽きることはありません。また、車にもエアコンがあるように、車の整備と空調の整備には共通する部分があり、前職での経験を活かせる場面も多くあります。 困ったときには相談できる環境があり、新人のうちは先輩にしっかり教えてもらえるので、安心して学ぶことができます。社会に役立つ設備を支えるこの仕事は、とてもやりがいのある仕事です。
車やバイクの整備に興味がある学生の方もいらっしゃるかと思います。興味があれば、設備の業界にもぜひチャレンジしてみてください。一緒に成長していきましょう!


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太平エンジニアリングでは様々な職種のプロフェッショナルが活躍しています。