maintenance-メンテナンス職

人を支え、建物を支える
インフラの未来を築く仕事

岩井圭

仕事内容

現場管理から提案営業まで、施工に関する幅広い領域を担当

1年目はメンテナンス業務を行う部署にて工務部に配属になり、改修工事の施工管理業務に従事していましたが、2年目からは現在の部署に異動となり、営業として働いています。 所属している部内の管理物件における、改修工事の提案依頼を受け、見積書や提案資料の作成を行い、工事受注に繋げる業務を担当していますが、最近では、以前改修工事を行った際の発注者様や元請様から、別物件の改修工事を依頼いただくことも増えており、自身でも提案対応をメインに行っています。

工事の規模はさまざまで、受注金額が1億〜1億2千万円程度になるような大規模案件もあれば、数十万円程度の小規模工事もあります。金額が小さく、施工難易度も高くない現場については、自分自身で施工管理まで対応しています。小規模工事であれば1日で完了することもありますが、大きな案件ではおおよそ2週間程度の工期がかかることもあります。

仕事のやりがい

無事に竣工した瞬間に感じる、誇りと達成感

自分が受注した現場が無事に竣工したときには、大きな達成感があります。特に商業施設の改修工事に関わることが多いため、仕事やプライベートでその施設を訪れた際に、通路や設備を見て「自分が関わった場所だ」と実感できることが、一つのやりがいにつながっています。また、家族と一緒に施設を訪れ、「ここは自分が手掛けた現場なんだ」と話す瞬間には、仕事に対する誇りと喜びを改めて感じます。
自分が直接施工を行うことは少ないものの、無事故で工事が完了したときには、ほっとすると同時に、大きな達成感を得られます。 若手の頃は、目の前の業務をこなすことに精一杯で、やりがいについて深く考える余裕はあまりありませんでした。しかし今では、一通りの業務を自分で担えるようになり、気持ちにも余裕が出てきたことで、自分が受注し携わった工事が無事に完了し、形として残ることに対して、強いやりがいを感じるようになりました。

入社動機

学びを活かせる場所を求めて、出会った会社

大学内の企業説明会で初めて当社の名前を知りました。当初は名前だけ知っている程度でしたが、大学のゼミで住環境の研究(温度湿度など)をしていたことがきっかけで、設備関係の仕事に興味を持ちました。設備の仕事に魅力を感じ、企業名を検索した際に「名前は聞いたことがある」と気づき、改めて調べました。
建設業界を調べていくうちにゼネコンよりもサブコンのほうが自分に合いそうだと感じ、大学で学んだことが生かせそうだったことも決め手になりました。実際には4〜5社ほど受けましたが、最終的には直感で決めた部分が大きく、他社よりも規模が大きくしっかりした基盤があるこの会社に入社を決めました。 また、同期のつながりも強く、別部署ですが同じお客様の仕事をしている同期とは、その内容についてやりとりすることも多いです。入社してからのギャップとしては、体育会系で厳しいイメージがありましたが、実際は意外と優しい雰囲気で、思っていたほど厳しくなかったことに驚き安心しました。

1日のスケジュール

8:30

出勤・朝礼・スケジュール確認

出社後、朝礼で当日のスケジュールとタスクを共有します。部内全体の動きを把握します。

9:30

メール対応・書類作成

メールでの問合せや依頼に迅速に対応します。お客様のニーズを把握した内容の見積書や提案資料の作成を行います。

11:00

部内定例会議

業務進捗や今後の対応を共有し、課題やスケジュールを確認します。必要に応じて他部署との連携も行います。

12:00

昼休憩

しっかり栄養を摂ることを心がけ、リフレッシュしながら午後の業務に備えています。

13:00

移動

公共交通機関を利用してお客様先へ移動し、経験向上のため最近は新人を同行させています。

15:30

書類提出・お客様との定例会議

作成した見積書や提案資料の提出に加え、お客様との定例会議を行い、現場の状況確認も行います。

16:30

宿題リストアップ

会議内容を整理し、課題や宿題をリストアップしたうえで、見積書や提案資料の作成・修正を行います。

17:30

直帰

午前中は社内業務、午後は現場対応を行い、そのまま直帰することが多いです。

入社して良かったこと

現場で自然と磨かれた対話能力

工事に携わる人が多いため、自然と対人能力が向上しました。また、営業だけでなく工務部や積算部門とも頻繁にやり取りをしており、社内でのコミュニケーションの重要性を強く実感しています。施工管理や請求処理、図面の一部も自分で担当しているため、対応力も格段に高まりました。
お客様との関係においても、経験を積む中でコミュニケーションのコツを掴み、スムーズな対応ができるようになりました。一方で、この業界は礼儀や敬語を大切にする文化があり、カジュアルなコミュニケーションとマナーのバランスをとることに、最初は戸惑うこともあります。 先輩の良いところを真似したり、実際のやり取りを観察したりする中で、自分なりの対応の仕方を少しずつ身につけてきました。今では、相手に合わせた言葉遣いや距離感を意識できるようになり、より信頼される関係づくりを心がけています。
ワークライフバランスの面では、私はほぼ定時で退勤でき、部内でも残業削減が進んでいるため、働きやすい環境があります。平日動いている施設の改修工事となると、土日でなければ入れない現場もありますが、休日出勤した場合は平日に振替休日を取得しています。また、若手社員が定着し、年齢の近い仲間が増えていることも嬉しいです。

メッセージ

知識よりも姿勢が大切。安心して飛び込める環境

建築業界はきつく、厳しいイメージを持たれがちですが、実際はそんなことはありません。知識がなくても、わからないことは聞けば先輩や上司が丁寧に教えてくれる環境が整っています。真面目に仕事に取り組めば、周りがしっかり評価してくれる業界だと思います。
大学で学んだ分野とは異なる業務に就く人や、文系出身の社員も近年増えていますが、先輩や上司もその点をしっかり理解しているので安心してください。真面目で誠実な人が多く、インフラに対する興味や意欲があれば、問題なくやっていける環境です。

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